内科、外科ともにホームドクターとして
心の通った治療をおこないます。
気になる様子がありましたら、まずはご相談ください。
来院の際は、できる限り詳しく容体をチェックし、把握しておくことも大切です。
以下のチェック項目のメモをいただけるようお願いします。
また、ペットの状態を一番わかっている方が連れてきて頂きますようお願いします。
容体の確認項目
- 呼吸・目・耳・鼻、皮膚・歩き方の異常など、症状と発症時期
- 飼育形態(屋内・屋外飼育か、また、その他の動物との同居の有無)
- アレルギー・予防注射、避妊・去勢、その他の病歴・治療歴
- 食事・食欲・水を飲む量
- 嘔吐・排便・排尿の有無
- 嘔吐物の異物・下痢・血便・血尿・頻尿などがある場合は、お持ちください
- 他の動物病院での検査・治療を受けている場合は、服用している薬とデータ
診療は、原則として順番通りに行いますが、以下のような急性症状がある場合は、お申し出ください。
急性症状
- 何度も嘔吐、30分以上ひきつけを起こして、ぐったりしている
- うとうとして目の動きがおかしく、ぐったりしている
- まわりの刺激に反応しない
- 呼吸をしていない、動かない
その他、急を要すると思われるときは、獣医師およびスタッフの判断により適切にご対応いたします。
また、このような急性症状のご来院があった場合には、診察の順番が前後する場合もございます。
あらかじめご了承ください。
治療に関しては、ペットファーストをモットーとしています。
飼い主様にとっても無理のない方法を一緒に考えていきます。
当院では手術の安全性を高めるため、ソノサージ(超音波凝固切開装置)を導入しています。
特に、乳腺腫瘍、脾臓摘出など、血管の処理がたくさん必要な手術に活躍しますが、一般的な避妊、去勢にも使用しています。
ソノサージを使用するメリット
体内に使用する縫合糸を減らし、異物反応のリスクを下げる
一般的には縫合糸を使って縫合しますが、稀にこれらの縫合糸に対して異物反応(縫合糸肉芽腫)をおこしてしまう子がいます(ミニチュア・ダックスやチワワに多い)。
ソノサージは超音波振動により血管を凝固し、同時に切断までしてくれるので縫合糸を使わずに血管の処理ができます。
そのため体内に使用する縫合糸の量を減らし、異物反応(縫合糸肉芽腫)のリスクを減らすことが可能です。
確実な止血効果と手術時間の短縮により動物への負担を減らす
電気メスやレーザーメスに比べて低い温度で凝固できるため、周囲の組織に対してダメージが少なく、目的の組織や血管をソノサージのデバイスで挟んで出力するだけで安全に切断できます。
それにより手術時間の大幅な短縮が可能となり、麻酔時間も短くなるので動物への負担を減らすことができます。
※ 整形外科手術には対応していません。
※ 当院で検査・診断・治療が困難と判断した場合には、大学病院、高度医療対応病院、信頼できる専門病院などに迅速にご紹介させて頂きます。
※ 状況により、外部から専門の獣医師を招いて診察や手術をおこなうことも可能です。